活動報告

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2014年6月  上島 信行 (第14代・昭和46年卒)  [記事番号:r0087]
安曇野ラン  (資料:無し )

運営委員会で提案した「安曇野ラン」をようやく実施することができました。安曇野は首都圏から近く、1泊でも楽しめそうなところで、何といっても北アルプスを目の前に眺めながらのサイクリングが楽しめ、美術館や歴史的な遺産も豊富という魅力的なエリアです。ここを走るなら北アルプスに残雪のある春か、新雪が降った後の秋でしょう。今回は時期的にはぎりぎり梅雨入り前でしたが、残雪の北アルプスはさすがでした。

参加者は河野、飯田、大竹、松原、田坂、長谷川、上島の7名。今回は住んでいる場所との関係で車4台で11時に安曇野市の南部総合公園という地味な名前の公園の駐車場に集合。ここを集合場所にしたのは今回走る十が堰という用水路に近く、高速のICからも近いからです。

この用水路の水は大きな梓川ではなく、木曽から流れてくる奈良井川からひいています。今は立体交差で梓川を越していますが、用水路が作られた江戸時代にはなんと平面交差(興味のある方はお調べください)だったのです。安曇野は扇状地で扇央部分は水が得にくいためにこの用水路が作られたのです。

用水路沿いには「やまびこ自転車道」が整備されていて、北アルプスの常念岳を目の前に走る快適なコースです。交通量の多い道路とは下をくぐる立体交差になっており、用水路を渡る橋は木で作ってあるという具合です。

1日目の前半はほぼこの用水路に沿って走り、大糸線穂高駅近くまで行きます。昼食は今回は「上條」という蕎麦屋、名前のように地元の方が始めた蕎麦屋ですが、ご主人は写真家としても知られる人で、建物はイタリアンレストランといった感じです。日曜日とあって、1時過ぎでしたが20分ほど待ちました。

昼食後は山葵田が多い地域を走ってから、古い集落の間を抜けて集合場所に戻ります。この地域には実に立派な家が多く、家の周りもきれいですし、道祖神なども多くみられます。この辺も安曇野の魅力でしょう。宿泊は今回は山の方へかなり登った標高1000mのホテル。実は安曇野の宿の多くは山と扇状地の境目部分にあり、北アルプスは見えませんが、ここまで上がれば蝶ヶ岳や常念岳なども見えます。

2日目は道祖神と美術館巡りという安曇野の定番コースと思ったのですが、1日目の後半に少しスピードを上げて走ったところ、河野会長が足に痙攣をおこしたので温泉で休養ということになりました。宿近くのIIDAKANという美術館を見学後、予定を変更して安曇野ちひろ美術館へ、河野さんはこの隣の立ち寄り湯で静養、その間に2時間ほどのサイクリングを楽しみ、入浴、昼食後碌山美術館を見学。4時前頃解散しました。

安曇野は確かに魅力的なエリアですが、佐久平も捨てたものではないと実感させられました。

田植え直後の水田 撮影会
昼食 松尾寺

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