活動報告

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2015年2月  上島 信行 (第14代・昭和46年卒)  [記事番号:r0112]
荒川快走ラン  (資料:無し )

3回目の荒川ラン。荒川サイクリングというと秋ヶ瀬公園から東松山森林公園までのコースと思う方もいるでしょうが、この荒川ランは秋ヶ瀬公園に隣接する彩湖から海まで走る約40kmのコースです。戸田橋から下流は堤防の内側に災害時の緊急輸送路の機能を持つ幅10mほどの道路が整備されている。もちろん緊急時以外は自転車と歩行者専用で車は走っていない。交差する道路や鉄道とはすべて立体交差であり、1時間以上信号なしでノンストップで走れるのは東京近郊ではここだけかもしれない。

今回の参加者は河野、藤井、大竹、松原、長田、鈴木宏和、上島の7名。長田さんがロードのほかは6名が小径のフォールディングバイク。11日か15日という設定で、11日も天気は良かったが15日にしたのは風の問題。冬は長距離を走る機会は減ってしまいがちだが追い風状態であれば気温10度もあれば快適に走れる。15日は典型的な冬型の西高東低の気圧配置。一日中北ないし北西の風が5m吹く。このような気象条件がこのコースを走るには最高の条件。

案の定、走り始めるとほぼ無風、堤防の上を走り、戸田ボートコースへ、いつもなら、いろんな大学や社会人のクラブが練習しているところだがこの日はほとんど見かけず。どうやらこの日は高校生の大会があるらしい。各大学の艇庫の前を走って戸田橋へ。艇庫の中には東北大のものもある。戸田まで来るのかなと思いつつ戸田橋への坂を登る。

同じコースを走る人のために書いておくと、戸田橋までは彩湖公園を含め左岸(左岸、右岸とは上流から下流へ見た場合の表現。これが地理学上の表し方)を走った方が彩湖公園、戸田ボートコースなど気持ちよく走れる。戸田橋で右岸にわたらなくても左岸のままでも海を目指すことは可能だが道路の快適さはこの先は右岸が断然。戸田橋は2段階右折で下流側の歩道を渡る。上流側を渡っても良いが渡った後遠回りをさせられる。

戸田橋を渡ってすぐに左折、ここから幅の広いコースが始まる。時速20kmほどでほとんど無風状態で走れる。日差しがあるので無風だと気温10度でも実に暖かい。旧岩淵水門で休憩したが、風よけがないと休んでいると寒く、走っている方が休憩になるとのことですぐに出発。北千住の昼食予定場所に11時半ごろに着いてしまった。

千住新橋のたもとにある足立区の施設「学びピア21」の7階のレストランで昼食。眺めが良くて、広く、ボリュームがあるが味は値段相応というところ。河野さんは昼食後北千住駅から地下鉄千代田線で帰宅。千代田線は小田急と直通運転しており輪行の場合は楽チンだ。

輪行のコツは新宿や池袋、横浜といった大きな駅で乗ったり乗り換えたりというのを避けること。大きな駅は水平方向の移動を強いられることが多い。私の経験では、最悪は近鉄の名古屋駅から高速バスへの乗り換えでJR名古屋駅のすべての線路の下を歩かなくてはならない。輪行の場合にはこの辺はあらかじめ調べておくべきで、例えば大宮で新幹線に乗る場合は京浜東北線などより、埼京線から乗り換えた方がエスカレーターかエレベーターで移動できる。埼京線はもともと新幹線の横に作られたものなので駅もすぐ下にある。

午後は更に風が強くなり、スピードアップ。藤井さんは船堀橋で別れ、都営新宿線で帰宅。清砂大橋で左岸へ渡る。松原さんは渡らずに東京駅へ向かう。東京駅は京葉線(武蔵野線)からの乗り換えが遠く、輪行には不向き。地図で見ると京葉線の東京駅は地上では有楽町駅に近い。

残った4人は橋を渡って遊歩道に入り葛西臨海公園へ。予定より30分ほどはやく到着した。海の見えるテラスでしばし休憩後、JR葛西臨海公園駅から新木場駅へ、ここで長田さんと鈴木さんは臨海線へ乗り換えて大井町で京浜東北に乗るとのこと、料金は高くなるが東京駅乗り換えより楽だそうだ。大竹さんと私は新木場から有楽町線で帰宅。始発でちょうど小手指行きが来たので楽勝だった。

旧岩淵水門で 学びピア21の入口
葛西臨海公園にて

コメント

2015年2月 鈴木 宏和 (第18代・昭和50年卒)   [コメント番号:m0148]
実に快適な追い風ランでした。河原に駐輪してた自転車の大半が強風で横倒しになってるのを横目に完全無風状態でスイスイ、停車すると背中からの強風、発進すると無風という不思議な実体験が楽しく、加えて道幅も広く、都心に近づくにつれ景色の変化も堪能出来ました。追い風ラン、やみつきになりそうです。コース取りと天気図深読みの達人、上島さんに感謝です。

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