活動報告

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2015年11月  鈴木 宏和 (第18代・昭和50年卒)  [記事番号:r0161]
渡良瀬渓谷紅葉ラン  (資料:r0161.pdf

S50年組恒例の紅葉ラン、今年は渡良瀬渓谷から渡良瀬川サイクリングロード、渡良瀬遊水池を巡ることにした。わたらせ渓谷鉄道はTVでも紅葉の名物列車として何度も取り上げられており休日の輪行持ち込みはリスク大で金曜出発とした。平日の早朝、ラッシュ前に都内抜ける必要あるが、ならば前日から行こう、と結局6名(鈴木幸、中村、井上、遠山、青木、鈴木宏)が渓谷鉄道起点の桐生へ木曜午後集結した。

翌日も輪行の為、無料のレンタサイクルで市内ポタリング5名、歴史家の遠山教授は自転車組み立て、単独で史跡散策へ向かった。桐生は繊維産業と共に発展、大河ドラマでも出てきたが今でも一部に当時の名残りが保存されており地元の方々の話を聞きながら巡った。徒歩2時間のコースを自転車で3時間近くかけてまわったのは皆の好奇心、いまだ衰えずだ。夕食宴の仕上げに桐生名物の「ひもかわうどん」、一反木綿のようなうどんだが、こしもあり、滑らかで美味しかった。

翌朝、7:40発の渓谷鉄道で通洞駅まで1時間半ほど、1両編成で実にのどか。上流では渓谷沿いの紅葉が見頃、窓からの渓谷美を堪能。後発組は次の列車(9時発)で、その間、通洞駅からすぐの足尾銅山を見学、丁度小学生の修学旅行と遭遇、一緒に昔日の銅山を勉強した。見学終えた所で予定通り、早朝から移動の3名(浅賀、森田、長田)と合流、現役お勤め人はそんなに休んでられない。

本日は渓谷沿いに足利まで60km、標高差600mにダウンヒルでブレーキ再点検、安全走行誓い走り出した。しばらくして草木湖沿いの道へ、車もほとんどなく、紅葉観賞しながら気持ちも豊かに満喫。ところが結構アップダウンきつく、想定外のフロントギアもフル活用、身体が熱くなってきた。この日は気温も高く汗も沸騰。距離もかせげず、途中のレストハウスで昼食。予定ではしばらく草木湖沿いを走る事にしてたが、草木ダムから国道走行で時間稼いだ。

ほぼ下り坂主体で桐生まで走り、ここから渡良瀬川サイクリングロードへ。実はかの教授、前泊ホテルへ帽子を忘れており、迂回してホテルへ取りに戻った。晩秋の陽は早くも沈みかかっており、目的地足利のホテル到着は5時でナイトランとなってしまった。教授とも無事合流、一汗流し、渡良瀬川沿いに今宵の宴にくり出す。

翌土曜日、宇都宮から小宅さん(49年卒)と合流、足利まで途中から自転車で走って来た、往年の健脚いまだ健在だ。足利は足利尊氏の先祖伝来の地で足利学校、名刹のばんな寺、織姫神社など、小宅さんの案内で散策。非常にに落ち着いた街並み、歴史の深みを充分堪能出来た。昼は織姫神社前の名物そばやで季節の菊そばを香りと共に味わった。食後デザートは創業100年近い老舗のまんじゅうまで案内頂き、一同すっかり栃木足利ファンに。

最終目的地の古河駅まで40km、渡良瀬川サイクリングロードを走り出す、道路状態、道幅申し分なく、旅情も感じられる素晴らしいサイクリングロードだ。20km程で渡良瀬川遊水池へ入る。板東太郎の異名取った、暴れ川の利根川氾濫回避で巨大な遊水池を築いた壮大さを実感、あまりの広さに「びっくりポン、や!」。小宅さんとは遊水池途中でお別れ、感謝感謝。

古河駅まで2日間100km超の紅葉ラン、無事完走、健康寿命の継続誓い帰路についた。なお、今回は全員ロード車で一部メンバーはヤマト便で自転車搬送、上野東京、湘南新宿ラインのグリーン車、新幹線利用等、ちょっぴり贅沢で楽チン移動でした。

* 森田さん編集の追加の写真はページ上部の資料にあります。

渡良瀬渓谷沿いの紅葉と 草木ダム上で
草木湖を上から望む 渡良瀬川サイクリングロード

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