活動報告

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2016年3月  上島 信行 (第14代・昭和46年卒)  [記事番号:r0191]
秩父札所めぐり 5日の旅  (資料:無し )

3月16日から4月14日まで5回にわたって平日のみ、飯田、新原、上島の3人で自転車による秩父札所34カ所巡りに行ってきました。自転車は3人ともダホンの折り畳み自転車、行きは10時頃に秩父に着く西武線、帰りは毎回、西武秩父17:08分発の電車というように勤めが懐かしくなるような時間でしたが、行く先は逆で混雑にも合わずにサイクリングを楽しみました。

1回目は札所1番の四萬部寺から11番の大慈寺まで、武甲山にはまだ雪が見えました。

2回目は秩父市内と周辺の12番から24番へ(14番と15番は都合により次回に回す)。

3回目は26番から30番へ、このコースは何度か秩父鉄道に沿って走っている。途中に札所ではないが清雲寺という枝垂れ桜で有名な寺がある。

4回目。30番目までは割と楽に来たが、31から34まではかなり大変、朝早くから走り出せば1日で可能かと思うが、無理はせず31と32に1日を使い33と満願の34番は5回目にとっておく。振り返ってみるとこの日が一番きつかった。基本的に、西武線の輪行と秩父鉄道の自転車をそのまま乗せられる電車を利用していたが、最終日は33番の近くまでバスを利用することにする。

5回目。西武秩父からバスを利用して小鹿野の近くまで行き、赤平川に沿って33番菊水寺へ、この道が日本の田舎の原風景のような素晴らしい道。さらに秩父事件の決起の場所である椋神社のある吉田の町へ。ここは秋に行われる竜勢祭で有名である。この後、標高差250mほどを登って標高550mの天空の集落、上日野沢を目指す。峠にはかつての小学校の分校を利用した「天空の楽校」なるカフェがある。時間に余裕があったので、ここで一息、遥かに遠く武甲山が望まれる。そういえばほとんどの札所から武甲山が見える。峠からは豪快なダウンヒル、15分ほどで最後の水潜寺に到着した。あとは皆野から秩父鉄道で御花畑駅へ戻った。

秩父札所34カ所は東京からも近く、自転車で回るのに適している。立ち寄った店の人もどこも親切で、食事も美味しくリーズナブルな価格であった。次は季節に合わせてよさそうなところを訪ねようと3人の意見は一致した。

札所1番四萬部寺、ここからスタート 札所20番岩之上堂、武甲山と秩父市街を望む
清雲寺の枝垂れ桜 最後の札所34番水潜寺にて

コメント

2016年4月 飯田 知明 (第14代・昭和46年卒)   [コメント番号:m0224]
同行した飯田です。いまだに左手首骨折のリハビリを続けておりますが、春になったら秩父の桜も見たいし、少しの坂道を自転車に乗ってチャレンジをしようと考えておりました。最初は1人で34か所札所巡りをするつもりでしたが、上島氏に話をしたところ一緒しましょうということで、他の方にも声をかけて頂き新原氏の参加をもって計画が実現できました。

天気の良い日を選び、日帰りで巡れるところを走りましょうということで、結果として5日間で結願できました。しかし天気の良いと思われる日を選んでみても、所詮お天気は女心のようなもので冷たい風や少々の雨に34か所巡りの本音を確かめられたこともありました。終わってみれば気分も爽快、体力の衰えを少しでも改善出来たことにも喜びがあり、これからも積極的に走る自信が出来ました。

秩父札所巡りの案内本も数冊出ており、読まれている方もおられると思いますが、各寺院の歴史や寺の造形また仏像も素晴らしく、楽しい思い出が出来ました。春のすばらしさに負けない秋の楽しみもあると思います。34か所全寺院は別としても、この秋に再度走るつもりです。

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