活動報告

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2017年12月  河野 良夫 (第9代・昭和41年卒)  [記事番号:r0249]
創立60周年記念総会のご報告  (資料:無し )

去る12月9日(土)、RCTC創立60周年を記念したOB・OG総会ならびに懇親会が、OB・OGは予想を上回る104名、現役部員も例年よりはるかに多い14名と総勢120名近い仲間が一堂に集い、立教大学池袋キャンパスの第1学食にて盛大に行われました。

早々に来場した会員は、直前の準備に大わらわの運営委員を見て、記念品の袋詰め作業などに大活躍してくれました。藤井・大竹・石橋各委員の受付がこれまた大変で、田中委員の作ってくれた名札にピンを付けたり、出欠のチェック、会計報告・出席者名簿・現況報告などの資料手渡し、当日会費納入者との金銭授受、田村委員による寄付金納付者への記念エンブレムお渡しとてんてこ舞い。このため来場者のメールアドレスチェックで待機していた、小野澤さん・田坂委員の前を会員の皆さまが素通りしてしまわれるハプニングも。たまたま直前の打ち合わせに出てくれた1974卒小宅哲哉さんは、当日も早くから来ていただき受付の混雑緩和に大活躍してくれました。

出欠にかかわらずお願いしておりました「近況報告」、この報告の収集と取りまとめを引き受けてくれたのが田坂委員。ファイルされたものを当日用意いたしましたのでご覧になられた方も多く、もらえないのかとの声も聞かれました。これはすでに田坂委員よりホームページ掲示板にアップされております。

中村・上島両委員のロケハンで、ここしかないと決定した旧図書館前での集合写真も無事撮り終え、いよいよ長谷川委員司会による総会へと進みました。長谷川さんの司会は本当に安心していられます。実はこの日、会社業務で出張の予定でしたが他の社員に代わってもらい、駆け付けてくれたのです。

開会に先立ち、今年の9月10日に自転車での富士山一周ツアーに参加中急死された、第15代(1972卒)松原 英明さんを悼み、全員で1分間の黙とうをささげました。松原さんは、長年勤められた会社の定年後自転車を再開され、OB・OG会企画ランへの積極的参加は勿論、石橋委員と共に富士スバルラインヒルクライム、乗鞍ヒルクライムなどにも挑戦、さらにはモンゴル平原での自転車ツアーに参加されるなど、プライベートでの活動も活発に行っておられました。正にこれからと言うときの、早すぎるご逝去は本当に残念でなりません。

RCTCの生き字引、柳沢名誉会長に、クラブの60年を振り返ったお話をして頂いている間、バックの壁面一杯に投影されていたのが、創立の年に行われた「日光・尾瀬沼ラン」「東海道(東京~京都)ラン」「立教祭」などの映像です。これこそ60周年を記念して何か後世に残せるものはないか、そうだ第11代太田さんが南相木山荘に整理・保管してくれた膨大な「アルバム写真」をよみがえらせよう、との上島委員の発案により始まった「デジタル化プロジェクト」の成果でした。

第40代(1997年卒)鵜飼 恵太さんの発声による乾杯で、いよいよ待ちに待った懇親会の開宴です。この和気あいあい和やかな懇親会の間もずっと、デジタル化映像は小野澤さんの用意してくれた音楽とともに流され続けました。映像の中に自分自身を見つけ、一気に青春時代にタイムスリップしてしまう人、仲間の姿に懐かしさを募らせる人、歓声を上げる人までいて、皆さんに十分楽しんでいただくことができました。

この「アルバム写真のデジタル化」、中村委員の情熱・知識・技術無しには完成しませんでした。使う機材ごとの作業手順、注意点をマニュアル化し、誰でも作業に参加出来るようにしてくれただけでなく、手取り足取り教えてくれました。3万枚以上と言う膨大な枚数の写真は、全て中村委員のもとに集約され、年代別・イベント別に整理し、後々管理できるデータとしてまとめあげられました。写真は撮って終わりではありません、デジタル化出来るよう規格をそろえ出来れば修正してより良い画像を甦らせたいが時間がない、中村委員は悩みました。

ここで活躍してくれたのが、鈴木委員でした。たくさんの写真の規格を一気に揃える方法を探してくれたり、中村委員ほど完璧ではないけれど、鑑賞に耐える修正方法を考えだしてバックアップしてくれました。当日映写されたものは、4枚のDVDから鈴木委員が選択・抜粋して作成してくれた言わば総集編で、総会の間中プロジェクターに付きっ切りで流し続けてくれました。

何しろアルバムを拡げ、張り付けてある写真を1枚1枚カメラで撮影して行くと言う、気の遠くなるような作業を繰り返すのです。とても1人2人ではできません、先ず運営委員の中からこのプロジェクトを発案した上島委員が手を挙げ、大竹委員、田坂委員、長谷川委員も参加してくれることになりました。

でもまだ人手が足りず、ホームページで呼びかけたり、直接頼んだりした結果、18代:森田さん、長田さん、浅賀さん、21代:小野澤さん、24代:勝間田さん、26代:海老塚さん、28代:片野さん、35代:伊藤さん、中原さんら大勢の会員がこのプロジェクトに参加して下さいました。おかげ様で、この総会の席上で楽しむだけでなく、ご出席いただいた皆さんにDVD4枚セットとして、お持ち帰りいただくことができたのです。

今年の記念総会で特筆すべきもう1つの点は、現役部員の協力でした。前任の関口めぐみ部長は、運営委員打ち合わせに毎回出席してくれ、情報交換、連絡網の整備、部員の出席推進その他、総会準備と成功に力を貸してくれました。その結果、14名もの現役部員参加を見る快挙となり、関口部長による1人1人の部員紹介では、会員から大きな拍手が送られました。

楽しいひと時を過ごし、第11代横山さんのリードによる校歌斉唱、藤井委員による1本締めでお開きとなった後は、三々五々同期会などに流れ、そこここで余韻を楽しむ輪が池袋に広がって行ったようでございます。

お持ち帰りいただきました、大竹委員監修の「RCTCロゴ入りシール」は賞味期限がございますのでお早めにご活用ください、また田中委員提案で採用いたしましたフラッグは立教の公式グッズとなっております。

最後に、会運営のためお願い致しました事前の「寄付」につきましては、大変多くの会員各位にご賛同いただき、誠にありがとうございました。お礼に差し上げました特製「エンブレム」は、第9代堀内さんが海外に発注してくれましたが、基本デザインはアルバムを整理・保管してくれた、第11代太田さんによるもので、きっと気に入っていただけるものと確信しております。

また、リカンベントの井出さんによる募金にも、たくさんの方々にご協力いただき、ありがとうございました。
今後の会運営・現役クラブ支援のため、大切に使わせていただきます。

それでは、また次の機会にお会いできるのを楽しみにしております。

挨拶される柳沢名誉会長と河野会長 (左)現役メンバーも楽しそう!(右)乾杯音頭も若手OB!
美味しい料理に談義も弾む! 歓談の輪も満開!

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