活動報告

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2018年3月  長田 信男 (第18代・昭和50年卒)  [記事番号:r0251]
さいたま市ラン  (資料:無し )

2018年3月11日(日)に埼玉ランを開催。荒川彩湖公園に午前9時30分集合。参加者は、浅賀、井上、鈴木(幸)、遠山、中村、紅二点・青木(旧姓・鈴木)女史と伊藤(旧姓・石川)女史、それに長田の8名。

コースは、彩湖→氷川神社参道→氷川神社→大宮盆栽村→見沼代用水(大和田公園)→芝川サイクリングロード→彩湖、約20kmの予定(?)。

今回は、青木女史がミニベロの新車を手に入れたということで、披露目を兼ねてランを実施。これで参加者のうち5人がミニベロになった。時代は確実に変わってきている。新車のメーカーはダホーン。重さは8㎏ほどで、チェーンホイルを2枚にしたそうだ。持たせてもらったが、同じアルミ製だが、どのミニベロより軽い。詳しくは本人にRCTCのHPの「私の愛車」コーナーで紹介してもらうことにしよう。

いよいよさいたま市出身の鈴木(幸)氏をナビゲーターに彩湖公園をスタート。彩湖に流れ込む鴨川沿いを上流へ、この辺はサクラソウの自生地として知られている。秋ヶ瀬公園付近を通過、新大宮バイパス、六間通、県庁脇を通り旧17号(中山道)へ、埼玉りそな本店前を北浦和駅へ。京浜東北線に沿って延びる旧中山道をひたすら北上する。さいたま新都心駅を過ぎて500mほどで大宮氷川神社の参道に到着。不参加の鈴木(宏)と森田氏に到着メールを送る。鈴木(宏)は位置情報を共有できるソフトで、我々の行動をしっかり把握しているようだ。

ここから氷川神社まで参道が2kmほど続く(中山道の旧道の旧道だ)また、これほど長い参道にはなかなかお目にかかれない。この参道の中ほどに、有名な団子屋「氷川だんご」がある。みたらし団子2本で200円なり。お団子のモチモチ感が醤油だれとマッチして、なかなか美味だ。これで、昼食まで一走りできそうだ。昼食は鈴木(幸)氏おすすめの大宮公園駅そばの老舗そば屋「きくち」に行こう。時計を見たら、11時を回っているではないか。繁盛店だけに、予約していないと入れない可能性が大きい。そこで、急遽予定を変更してソバ屋に向かうことに。

氷川神社を横目に見ながら、ひたすらソバ屋を目指して走る。それは東武野田線(現在はアーバンパークライン野田線というのだそうだ)大宮公園駅を通り過ぎた盆栽村の中にあった。民家のなかにひっそりと佇む風情ある、知る人ぞ知るという感じのソバ屋だ。運よくお店に入れた。さっそく鴨南ソバを注文。出されてきたソバをみて驚いた、厚くて大きい鴨肉がどっさり入っているではないか。しかも、鴨の脂が気にならない。うまい、値段は少々はるが。ソバも普通のものとうどんほどもある太さを選べる。迷わず太いものを注文。鼻の悪い私でもソバの香りが十分楽しめる。なべ焼きうどんも名物らしいが、今回は鴨で。

うまいソバを満喫して、盆栽村に向かう。今回は盆栽会館はパス。かつてNHKの「趣味の園芸」の司会をしていた若女将のいる清香園に訪れたことがあるが、今回は入口近くの藤樹園さんを訪れた。植木や鉢花を育てているが、盆栽をやる域にはいまだ達しない私だ。見学していると、高さ20cmほどの盆栽をみて「1万8000円なら安いね」と誰かいったので、よく見ると1桁違うではないか。18万と値札が下がっている。「1桁違うよ」というと、一堂、大爆笑。それにしても盆栽おそるべし。一画にある漫画会館に立ち寄る。しかし、我々より1世代も2世代も前の漫画家さんらしく、どういう人なんだろか思いながら、会館をあとにした。さあ、来るときにパスした氷川神社に向かおう。

大宮の氷川神社は武蔵国の一宮といわれている。ちなみに二宮は二宮神社(あきる野市)。ただし、一宮は小野神社(多摩市)ということで、大宮の氷川神社は三宮だという。参詣人を多く集めたことから、一宮に昇格したのだろうか。武蔵国の総鎮守は府中の大国魂神社だ。神様も人間の世界よろしく、格付けに満ち満ちた世界のようだ。

氷川神社から見沼代用水に向かう。見沼代用水は徳川発足当時、関東郡代・伊那氏によりつくられた見沼溜井を、徳川吉宗の時代に井澤弥惣兵衛が用排水分離の技術をもって新田開発したものだ。水源は現在の武蔵大堰のある利根川から引っ張て来ている。“代”用水いわれる由縁だ。現在は見沼田圃として環境保全が図られている。

見沼の西縁用水と芝川に挟まれて大和田公園がある。当日、大陶器市が開かれており(あいにくの最終日)、すごい人出。人の間をぶつからぬようゆっくりと進む。遊水地にようやく到着。まわりに何もなく広々とした空間の中でゆったり気分にひたる。ポカポカ陽気で気分上々。青木女史が屋久島の友人から送ってもらったというポンカンをいただく。これがまた素晴らしい香りを放っていて、美味しい。ポカポカ陽気ともあいまって疲れも吹っ飛ぶ。

少々休んだら、さあ、出発。芝川サイクリングロードを浦和方面へ。存在は知っていたが、走るのは初めてだ。途中コースがぶつぶつ途切れていて、そのたびにコースのある堤防を上り降り。地図上にサイクリングロードと書くくらいなら、早く全通してほしいものだ。途中でハタと気がついた。西縁用水はいつ越えたのだと。見沼代用水は東縁用水と西縁用水の中央を、悪水(使用済み水)の排水路である芝川が流れている構造になっている。芝川のサイクリングロードをあきらめて、西縁用水路に沿って走る。このまま八丁堤(東西用水路の集まるところ、見沼の堰堤跡)まで走ってもよいのだが、時間も気になる。適当なところで、さいたま市の街にでよう。清水橋というところで見沼用水に別れをつげて、市街へ向かう。新見沼大橋からの道にぶつかり右折。駒場公園先のY字路を右方向へ直進する。ひと走りして埼京線・南与野に到着。

ここで、ひとしゃべりしている時に、今日が東日本大震災の日であることに初めて気が付いた。時間は4時近くであったと思う。ちょっと遅くなってしまったが改めて黙祷。そのとき何をしていたかで、しばし歓談。けっこう覚えているものだ。私はたまたまその日は会社が休みだったので、床屋でひげを剃っていた。おかげで帰宅困難者にならなくて済んだが、ウソのような本当の話なのだ。

さあ、早く帰ろう。車を置いてきた彩湖運動公園の門が閉まってしまう。まあ、何とか車にたどり着く。5時ちかくなっていたが、春分間近じかでだいぶ陽が伸びてきた。まだあたりは明るい。走行距離を確認してみたら40km近くも走っていた。だれだ本日の予定走行距離20kmといっていたのは。それにしても、前期高齢者のグループとしては、ちょっときつかったというところ。いつまでも走れるよう祈念しつつ、皆と別れる。

ソバ屋 氷川神社にて
芝川調整池

コメント

2018年3月 上島 信行 (第14代・昭和46年卒)   [コメント番号:m0287]
結構欲張りなプランですね。芝川サイクリングコースは下っていけば荒川につながります(以前逆を走りましたね)。見沼田んぼから彩湖へ戻るコースは、前回は外環道の側道沿いの歩道が広いので利用しました。芝川よりも見沼代用水沿いは見事な桜並木で、車も人も少なく大宮公園から快適に走れます。桜のきれいなところだけを走るなら、輪行で埼玉新都心駅から1kmくらいで見沼代用水西縁に出るのでここから南へ見沼通船掘りまで行くのがおすすめです。

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