活動報告

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2022年9月  石橋 正 (第17代・昭和49年卒)  [記事番号:r0312]
RCTC山荘泊 馬越峠から天狗山に登る(登山&温泉の旅)  (資料:無し )

今年、3回目のハイキング・登山である。9月10日から13日の3泊4日で長野県に行って来た。

宿泊:
2泊 RCTC 山荘 
1泊 小海リエックス(RE-EX)ホテル八ヶ岳、野麦峠より少し下った所のホテル
今回は山荘を起点に南相木ダム、八ヶ岳の山頂白駒の池、松原湖などの周遊散歩をした。

9月10日

「滝見の湯」に行った時、“休み処” に置いてあった「信州 南相木村」のパンフレットを持ち帰り、山荘のダイニング・ペンダント照明の下、明日の登山の検討会を催した。候補は以下3つ。
1)御座山(オグラサン)2112m
2)天狗山(テングヤマ)1882m
3)天狗山&男山 立原高原ルート

さて、“天狗山” であるが南相木村役場監修のパンフレットには “馬越峠の駐車場登山口から山頂までは約1時間で比較的容易な登山ルートのため登山初心者が多く訪れます” とあり、立原高原から向かう “立原高原ルート” よりも時間も短いことが書いてあり、上記3候補の内一番短いコースタイムであることから明日の登山は馬越峠出発 “天狗山” に決定した。

ここまでお読みの皆さんから、誰と行ったんだい? 単独登頂かい? とお尋ねになられる方もいると思いますので、今回の同行者を紹介しておきます。山下雅孝君である。彼とは立教中よりの学友である。彼の事は以前当ホームページの「志賀高原 ハイキング&サイクリング&温泉三湯浸かり旅 2015年10月 r0171」でも紹介させてもらった。

我らのRCTCは、学生時代に自転車を媒介とした「自転車と旅のクラブ」であるが、小生からすると、彼こそ「自転車旅行人」だと思う。彼は社会人になってからも仕事につきながらその仕事の間の休みを利用して、電車、飛行機を使い輪行袋で自転車を持参、以前行った目的地に行く。一筆書きのように自転車での旅を再開。自転車での走行軌跡を繋いでいたのである。それもつい最近まで。興味ある方は是非とも、上記記事をお読みください。特に彼の走行の軌跡=WORD版は鈴木宏和さんの言葉を借りれば “びっくりポン” である。

9月11日

午後11時過ぎ、馬越峠頂上付近に車をおき、天狗山への登頂を始めた。前振り、コースタイムは1時間、初心者向け!、なんの!なんの! “古希の男たち” には結構きつかった。鎖場6ヶ所、術後の山下君にはハードなので、1時間30分位歩いた所でお待ちいただき、当方の単独トザンになった。そこから往復50分で帰ってきたのであるが。天狗山の山頂は確かに見晴らしもよく、当日は、晴れたり曇ったりの天気だったが山頂では清々しい気分を味わうことができた。

夕方近く、“南相木ダム” に行く。日本一標高の高いロックフィルダムである。同行の山下君と小生は立中時代 “地歴研究部” に所属していた関係から、中2の時の部旅行で行った岐阜県の御母衣(みぼろ)ダムの話題になった。そう御母衣ダムもロックフィルダムだったのだ。誰もいない高さ136mのダムサイトから見下ろすと天気はあまりよくないが、視界は結構開けて遠方の夕闇迫る山々を見渡す事が出来た。湖面は風がないので波もなく、岸辺には流木がいくつも転がっていた。

9月12日

麦草峠の先、“白駒の池” に行く。平日にもかかわらず駐車場は車でごったがえしていた。白駒の池の周遊散歩をした。歩道以外のところは歩かないようにロープが張ってある。というのもそこには、うっそうとコケが生えているのである。小生、植物学にはうといので、それに魅入るということもなく、すたすたと回ってしまった。山下君はゆっくり歩み、自然を堪能したと言っていた。

当方といえば、パンフレットでの「白駒の池は標高2,115mの地点に位置する。白駒峰の噴火により大石川(信濃川水系)がせき止められて誕生した堰き止め湖である。池の大きさ面積は0.11㎢、周囲長1.35㎞で、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖」の説明書きを周遊した後見て、“ナルホド” となる。

12日は小海リエックス(RE-EX)ホテルに泊。少々早めに着いたので、ホテルには “Wellcomeドリンク” のサービスがあり、お茶&ケーキを楽しむことができた。このホテルは山荘での “天狗山登山” と同じく “ダイニング・ペンダント灯火会議” で、山下君と検討後、携帯で予約をいれたのである。

またこのホテルは全国展開している洋菓子店シャトレーゼのグループ会社でもある。Wellcomeドリンクにケーキ食べ放題、夕食もバイキングであるが、ケーキの種類が多いのはガテンがいく。お茶&ケーキの後、夕食にはまだ時間があるし、ホテルの敷地内を散歩がてら、Walkingすることにした。

このホテルにはゴルフ、キャンプ、テニス、冬はスキーができるゲレンデまである総合レジャーランドなのだ。かつてのバブル全盛の時の名残なのだろう。夕食時、各テーブルではゴルフ談義が盛んである。“宿泊付きゴルフパック” のお客さん達だろうか。

当ホテルの浴場は天然温泉であった。
• 風呂の種類:加温循環、内湯一部掛け流し
• 泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム、炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)
• 泉温:49℃(源泉湧出地)
ホテルのホームページにはそう書かれてあった。入浴は、残念ながら “ゴルフ・パックの団体客” が多く、ゆっくりと露天風呂に浸かることは叶わなかったがここから眺める借景はまずまずであった。

9月13日

東京へ帰途につく日であるが、帰りがけに “松原湖” に寄り、湖の1周のWalkingをする。何度かこの湖には来てはいるが、1周するのは初めてである。かつての、ウインタースポーツがスキー、スケートの時代には民宿も立ち並びにぎわっていたのだろう。初秋の松原湖は寂れていて、岸辺の船泊にはヘラブナ釣りの人が数人いるだけである。

今回の旅はまだ紅葉には早い初秋の時期ではあったが、朝食後、山荘のテラスでのモーニング・コーヒーを飲みながら止めどなく、会話を友と楽しむことができ大変有意義であった。

最後に温泉1湯、10日の行きがけ、群馬県の “八千代温泉 芹の湯” に立ち寄り湯をしたのを書くのを忘れていた。この温泉は “ぽつんと一軒家” のTV番組にでてきた温泉で、前から行ってみたいと思っていた。露天風呂はないものの、泉質は大変良く、温度もちょうどいい。当方のお勧めしたい温泉の一つである。

八千代温泉 芹の湯
• 天然温泉:源泉かけ流し
• 効用:神経痛・筋肉疲労・やけど・すり傷・冷え性・軽症高血圧・疲労回復・慢性皮膚炎・自律神経不安定症
• 泉質:含二酸化炭素泉・ナトリューム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(高張性中性冷鉱泉)

天狗山 山頂 天狗山 山頂より望む
白駒の池 山下 雅孝 くん

コメント

2022年11月 上島 信行 (第14代・昭和46年卒)   [コメント番号:m0314]
山下さん、投稿ありがとうございます。山荘周辺の登山、ハイキングコースとしては南相木村内では天狗山と御座山が代表的ですが、どちらも岩山なので結構高度感のある場所があります。隣の南牧村(というより野辺山)の飯盛山(めしもりやま)は平沢峠まで車で行けて、そこから1時間くらいで登れます。山頂からは八ヶ岳だけでなく、南アルプスと奥秩父の山の展望が素晴らしくお勧めです。危険なところもありません。

2022年10月 山下 雅孝 (第 - 代・昭和49年卒)   [コメント番号:m0313]
南相木山荘でお世話になり、有難うございました。中学生の時よりの腐れ縁で、何を言っても大丈夫、気楽なOld Boyの2人旅でした。三途の川を渡る前のウォーミングアップ、体の動くうちの気晴らし、楽しかったです。
(1974年経済・経営卒)山下雅孝

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