活動報告

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2023年5月  上島 信行 (第14代・昭和46年卒)  [記事番号:r0371]
旅の楽しみ  (資料:無し )

今回は自転車の旅ではなく、飛行機の旅の話です。RCTCは自転車の旅のクラブですから自転車を使わなくても、年齢に関係なく旅行好きな人の集まりだと思いますのでたまにはこんな投稿もお許しください。

今年は4月に奄美大島、5月に札幌へ行ってきました。奄美大島は初めて、札幌はもう20回以上行っています。私の旅行は行ったことのない所へ行くのと、気に入ったところに繰り返し行くのと2通りです。

奄美は画家田中一村の記念美術館の他はよく紹介されている観光地を見てきただけなので特別書くことはありません。しいて言えば、2泊した南端の古仁屋の町がいかにも離島の町らしく好感が持てました。

札幌へはコロナ前の2019年までは、ほぼ毎年というか春秋の2回行っていました。今回は昨年6月にから1年ぶりです。北海道はキャンプや大雪などの山登りにも行きましたが同じところは3回くらいです。札幌だけがこんなに多いのはいくつかの理由があります。一つは音楽会で、KITARAホールという素晴らしいホールでの主として札幌交響楽団の演奏会。このホールは東京のサントリーホールと同じところが設計したホールですが、木を多く使った内装と言い、中島公園の中のロケーションと言い日本一のホールといってよいでしょう。

東京には立派な音楽ホールが数多くあり、音楽会も数多く開催されますが、私の住んでいる所沢からは1時間くらいかかり、往きはともかく、演奏会の終わったあと、混んだ電車で帰るのはちょっとという感じです。所沢にも良いホールがあってこちらは車で10分くらいなのでよく行きますが都心のホールへは足が遠のいています。その点、札幌は地下鉄に10分も乗ればホテルに帰ることができるので快適です。中島公園近くのホテルなら歩いて帰ることができます。

もう一つというか必ず行くのは六花亭のコンサートです。六花亭はお菓子で有名ですが、文化活動にも力を入れていて、帯広の方には美術館も持っていますが、札幌には2つの小さなホールを持っています。前からあるのは真駒内店の店舗を利用したコンサートで、昼間お店として利用した店舗のショーケースを片付けると立派な小ホールになるように設計されています。椅子はひじ掛けが両側にあるゆったりとしたもので120人くらいしか入れません。出演者は比較的若くて有望なピアノ、ヴァイオリン奏者などで道内だけでなく全国から呼んでいるようです。料金は2000円か3000円でしかも休憩時間にはお茶とお菓子が出るところが六花亭らしいサービスです。もう一つのホールは札幌駅近くの札幌店の上にあるホールでこちらは200人くらいは入れる音楽専用ホールです。こちらは全国的にも名の知られた演奏家が登場しますが、料金はいつも4000円という安さです。

札幌の魅力は他にもあります。周辺にハイキングやバードウオッチングに適した山や丘陵がいくつもあります。しかもそのほとんどが原生林か、自然林に覆われているので何度歩いても新しい発見があり、飽きないのです。今回は円山という、200mちょっとの低山に登りましたが地下鉄の駅から直接登れる原生林の山というのも珍しいでしょう。他にも藻岩山や野幌森林公園などは市街中心部から20分も電車に乗れば行くことができます。また、計画的に作られた都市である札幌は街並みも美しく、大通り公園を始め都市公園が数多くあります。

札幌などの大都市への旅行は飛行機とホテルがセットになったパッケージツアーが便利です。これには旅行会社のものと航空会社のものがあり、旅行会社の方が安い場合が多いのですが、飛行機は(京都などの場合は新幹線は)時間帯によって価格が違い、航空会社系の方が差額が少ないようです。今回は旅行会社のツアーでホテルは京王プラザ、飛行機はANA・AIRDOにしましたが、3泊4日(食事なし)で4万円以下に収まりました。飛行機も最近はANAやJAL以外にスカイマークとかいろいろ選択肢がありますが、大手のほうが良い所は羽田の搭乗ゲートが比較的近いところにあり、帰りに新千歳で荷物を預けるときに1000円出せば翌日自宅まで配送してくれるサービスがあることです。これは上限はありますが荷物の大きさ(重さ)に関係ないので、夕方から夜の混んだ東京の電車に乗るには好都合です。今回は2人の旅行でしたが、大き目なスーツケース1つにまとめて送りました。

大通り公園にて 円山の原生林

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